わん丸の不妊治療体験談と育児日記

アラフォー主婦による妊活や不妊治療の体験と育児日記

ホルモン検査の正常値【一覧表】

こんにちは。アラフォー主婦わん丸です。

 

今日は、不妊治療では必ず目にするホルモン値について書いていきます。

 

f:id:funin2018:20180804215225p:plain

 

月経周期について

 

卵胞期:脳から卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)が分泌され、このホルモンの働きで卵巣から女性ホルモン(エストロゲン)が分泌され卵胞を育てていきます。

排卵LHの急上昇により、主席卵胞から卵子が放出されます。これが排卵です。

黄体期排卵した卵胞が黄体化し、黄体ホルモン(プロゲステロン)を放出します。このプロゲステロンは子宮内膜の厚みを作り着床しやすいような環境に整えます。基礎体温の高温期はこのプロゲステロンによるものです。

月経期:着床しなかった場合、エストロゲンプロゲステロンは低下し、新たな周期に入っていきます。

 

 

不妊治療では必ずやるホルモン検査

 

文字で書くと分かりにくいですが、周期には色々なホルモンが関係していて、ホルモン検査は不妊治療に欠かせない検査です。

不妊治療で初めて行う検査と言っても過言ではありません。

 

そこで、その検査の値が正常なのか?異常なのか?

よく分からない時ありませんか?

 

私、わん丸がまとめてみました。

 

ホルモン値の正常値【一覧】

 

FSH:卵胞期 3.5~12.5       排卵期  4.7~21.5         黄体期 1.7~7.7               

 

LH:卵胞期    2.4~12.6       排卵期 14.0~95.6          黄体期 1.0~11.4          

 

E2:卵胞期 29~196     排卵期 37~525         黄体期 45~491         

 

P4:卵胞期 0.3  ↓         排卵期 5.7 ↓          黄体期 2.1~24.2             

 

 

FSH:卵胞刺激ホルモン mIU/ml

LH:黄体形成ホルモン mIU/ml

E2:エストラジオール(エストロゲンの一種) pg/ml

P4:黄体ホルモン(プロゲステロン) ng/ml

 

また、上記4つ以外に甲状腺刺激ホルモン(TSH)やプロラクチンの血液検査もあります。こちらの2つは月経周期に関係なくいつでも検査可能です。

 

TSH:0.54~4.54  μIU?ml

プロラクチン:4.9~29.3  ng/ml

 

病院によっても正常値が若干違ってきますが、こちらはファルコさんが公表しているデータの抜粋です。SRLさんのデータも確認しましたが、多少の変動はあるものの似たような値を正常値としていました。

 

豆知識

 

卵胞1個につきエストラジオール(E2)200〜300あれば成熟している卵胞と言えるそうです。(排卵に近い時の値です)

体外受精の時は毎回採血とエコーをしながら、卵胞の様子を見ていきます。

例えば、エコーで20ミリ前後まで育っている卵胞が5個確認できたなら、エストラジオールの値が1000〜1500あると5個の卵がいい感じに成熟していると判断します。

 

また黄体ホルモン(P4)は大体10以上あればいいと先生がおっしゃってました。

覚えやすいですね。

 

参考になれば幸いです。

 

 

 

にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 不妊治療体験記へ
にほんブログ村 

にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログへ
にほんブログ村